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高校野球あれこれ 第7号

王者の敗北、大阪桐蔭の綻び

 夏の甲子園、本日は一試合のみの実施。ベスト16進出をかけて、大阪桐蔭と滋賀の近江近畿勢同士が対戦しました。

 夏の大会6度目の優勝を目指す、大阪桐蔭に対し、3大会連続甲子園出場の近江。 強豪同士の対戦は、1回から試合が動きます。 大阪桐蔭は2アウトながら満塁のチャンスに、6番の宮下選手。 走者一掃のタイムリーツーベースヒットを放ち、3点を先制します。 さらに2回には松尾選手のバックスクリーンへの一発も飛び出し、大阪桐蔭が4点をリードします。 対する近江は3回、1アウト1塁3塁の場面で相手の意表をつく、絶妙なスクイズ。 反撃が始まります。 近江の2年生・山田投手は徐々に調子を上げ、地方大会で打率6割以上を記録した大阪桐蔭・池田選手からも空振り三振を奪うなど、3回から6回までをわずか1安打に抑えます。 そして4対4の同点に追いついて、迎えた8回、2アウト満塁で途中出場の山口選手!勝ち越しの2点タイムリーヒット! 近江が6対4で優勝候補の大阪桐蔭を破りました。

 大阪桐蔭は2018年に春夏連覇(現在中日の根尾、ロッテの藤原などプロに4名が進んだ好チームでした。)、一昨年も大阪代表の履正社が優勝、今大会で大阪勢の大会3連覇を狙っていました。

 春選抜は1回戦で智弁学園に敗れましたが、今や「甲子園出場=優勝候補」の大阪桐蔭、1回戦は強豪の東海大菅生に苦戦しながら雨天コールド勝ち、本日も2回表終了時点では勝利を疑いませんでした。しかし「らしくないプレー」がちらほらと見受けられたのも事実です。8回裏の遊撃手のエラー(得点につながりました)、ホームランを打たれた甘い球、中盤の凡打の山、大阪の予選では準々決勝以降は苦しんで苦しんで終盤に競り勝ちましたが9回の攻撃は三者凡退。

 しかし、初日のブログに書きましたが大阪桐蔭の監督は名将の西谷監督、甲子園の勝利数、勝率は凄いものがあります。チームを立て直し、また強い大阪桐蔭が見られることを期待します。

 本日は以上です。あすからはベスト8をかけた3回戦、接戦の好勝負を期待します。

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