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高校野球あれこれ 第244号

[高校野球]ある強豪は神宮大会で連対率10割。では、いまだ出場のない超強豪は?

 1970年に創設された明治神宮野球大会(高校野球は73年の第4回大会から)。秋の日本一決定戦となったのは96年、秋季地区大会優勝の8校が出場してからといえる。現行の10校出場になったのは99年で(うち9校が地区大会優勝校)、2000年からは秋季地区大会優勝10チームの出場と規定された。

 ほぼ現行制度になったその99年から昨2024年まで、コロナ禍で中止になった20年を除いて大会は25回を重ねている。各地区のこの期間の勝利数ランキングは①東海②近畿③四国④九州・関東⑥東北・北海道⑧北信越⑨中国⑩東京の順だが、都道府県ではどうだろう。北海道、東京は毎年単独で1校が出場するから、これを除いた45府県ということになる。勝敗のあとの○数字は優勝、●数字は準優勝の回数。

①大 阪 17勝5敗③❶

②愛 知 15勝8敗②❷

③宮 城 11勝9敗②

④神奈川 10勝6敗②❷

⑤高 知 10勝8敗②

⑥石 川 9勝7敗①❶

⑦岐 阜 8勝5敗②

⑧兵 庫 8勝6敗①❶

 香 川 8勝6敗①❶

⑩広 島 8勝8敗❸

⑪福 岡 7勝5敗①

⑫愛 媛 6勝5敗❶

 埼 玉 6勝5敗

⑭岡 山 6勝9敗❸

⑮福 井 6勝11敗❷

⑯青 森 5勝3敗①

⑰静 岡 5勝5敗①

⑱三 重 4勝1敗①

⑲大 分 4勝2敗①

⑳沖 縄 4勝4敗①

㉑群 馬 3勝1敗❶

㉒長 崎 3勝3敗❶

㉓奈 良 3勝5敗❶

㉔宮 崎 2勝1敗❶

 岩 手 2勝1敗

 鳥 取 2勝1敗

㉗鹿児島 2勝2敗❶

㉘新 潟 2勝3敗❶

 茨 城 2勝3敗

㉚栃 木 2勝4敗❶

 千 葉 2勝4敗

㉜京 都 2勝5敗

㉝山 形 1勝1敗

㉞富 山 1勝2敗

㉟福 島 1勝3敗

㊱山 口 1勝5敗

 熊 本 1勝5敗

㊳山 梨 0勝1敗

 長 野 0勝1敗

 島 根 0勝1敗

㊶秋 田 0勝3敗

 徳 島 0勝3敗

 北海道と東京を除くと45府県のはずだが、3つ足りない。その3県はここ25年神宮大会に出場していない、つまり秋季地区大会で優勝していない、ということになる。滋賀、和歌山、佐賀。失礼ながら佐賀はともかく、智弁和歌山のいる和歌山、近江を筆頭に近年レベルの高い滋賀が神宮大会に出てさえいないというのはちょっと意外だ。

2強の活躍が際立ち大阪が1位

 ランク1位の大阪は、すべて大阪桐蔭履正社の2強による白星。桐蔭は21、22年と大会史上初の連覇を果たすなど11勝し、履正社も出場2回ながら優勝がある。2位の愛知で特筆は、愛工大名電だ。出場3回で優勝1、準優勝2と、神宮では無類の強さを発揮する。3位の宮城では仙台育英が優勝2回の7勝。神奈川は横浜、慶応が優勝し、この神奈川、大阪のほかに高知(高知、明徳義塾)、岐阜(中京、大垣日大)も異なるチームが優勝している。中国地区は優勝こそないが、期間内に準優勝が計6回(そのうち関西[岡山]1校で3回というのがおもしろい)。広島はここ4年で3回の準優勝があり、今年こそシルバーコレクターを返上して中国地区初の神宮枠を獲得したいところだ。

 神宮大会に北海道から出場する北照は、1999年以降は4勝4敗と健闘。東京ではベスト4に残っている国士舘、帝京、関東一に出場があるが、同期間内では国士舘の1勝5敗など、いずれも苦戦している。さて、どこが名乗りを上げるか。