「全国3冠」大阪桐蔭3年生の進路が決定、川原投手はホンダ鈴鹿、海老根外野手はSUBARUへ
DeNAにドラフト1位で入団した松尾汐恩捕手を擁して「全国3冠」に輝いた大阪桐蔭高3年生の進路が固まった。2021年秋の明治神宮大会、2022年春の第94回選抜高校野球大会、2022年秋の国体で優勝。2022年夏の甲子園制覇だけが成し遂げられなかったチーム。プロ志望届を提出したもののドラフト指名から外れた川原嗣貴投手が社会人野球のホンダ鈴鹿、海老根優大外野手がSUBARU(スバル)にそれぞれ内定。最速150キロ右腕の別所孝亮投手は慶応大に合格した。
主な選手の進路は次のとおり。
▽川原嗣貴投手 ホンダ鈴鹿
▽松尾汐恩捕手 DeNA(ドラフト1位)
▽丸山一喜一塁手 立教大
▽伊藤櫂人三塁手 中央大
▽鈴木塁遊撃手 駒沢大
▽別所孝亮投手 慶応大
▽川井泰志投手 日本体育大
▽青柳佳佑投手 関西大
▽河田流空外野手 関西大
▽近藤勝輝外野手 同志社大
今春卒業する3年生は全員がプロまたは社会人か大学で野球を続ける。西谷浩一監督(53)は「以前は高校を卒業して消防士になった生徒もいました。近年は全員が卒業後はどこかで野球を続けています」と話した。