センバツ“不可解選考”の何が問題なのか
3月18日に甲子園球場で開幕する選抜高校野球の出場校の“不可解な選考”を巡っての波紋が止まらない。28日に21世紀枠の3校を含む32校が決定したが、東海地区の選考で、昨秋の東海大会で優勝した日大三島(静岡)と同大会ベスト4の大垣日大(岐阜)が選ばれ、同大会で準優勝した聖隷クリストファー(静岡)が落選した問題だ。
東海地区の選考枠は2つ。東海大会で優勝した日大三島は当確で、残る1つについても東海大会を逆転、逆転で勝ち上がり、決勝戦では日大三島に3ー6で敗れたもののエースの弓達寛之を肘痛で欠きながら先取点を上げて食い下がった聖隷クリストファーが有力と予想されていた。静岡から2校を選ぶのか、という地域性だけが問題だったが、近年は、地域性より実力を優先する傾向にあり、創部初出場の快挙を聖隷クリストファーが果たすものと見られていた。
一方、朗報が届いた大垣日大にしても聖隷クリストファーの気持ちを察すると素直に喜びを表現できなかっただろう。
東海地区の鬼嶋一司委員長は、静岡2校を避けた地域性について否定。
「意見は賛否両論あり拮抗していた。ただ、簡潔に言えば投打に大垣日大が勝ったということです。特に投手力で差があった。春の選抜大会では失点の多いチーム甲子園で勝てる可能性の高いチームを選んでいます」と説明したという。
ちなみに東海大会で4試合した聖隷クリストファーの1試合平均の失点は5.25、一方で3試合した大垣日大の1試合平均の失点は4.66だった。
高野連が公表している選考基準
過去にも、センバツの出場校を巡っての“不可解選考”が問題となった事例がいくつもあるが、高野連は、間違った選考を一度もしていない。
実は、高野連は、5つの選考基準を公表しており、【4】「技能については、新チーム結成後より11月30日までの試合成績ならびに実力などを勘案するが、勝敗のみにこだわらずその試合内容などを参考とする」【5】「本大会はあくまで予選をもたないことを特色する。従って秋の地区大会は一つの参考資料であって本大会の予選ではない」と、わざわざ注意書きのような一文があるのである。
「夏の甲子園」の成功に触発され「春の選抜」は1924年に名古屋の山本球場で春季の選抜中等学校野球大会としてスタートした。背景には朝日新聞と毎日新聞の“新聞営業戦争”があったのだが、選抜は、トーナメント方式の夏の大会とは異なる独自性を打ち出した。名門、強豪、伝統校が選ばれるケースも増えファンを喜ばせた。
第二次世界大戦の間は中断し、戦後、再開を目指したが、当時、日本を統治していたGHQが、「全国大会が1年に2度もいるのか」と難色を示し、毎日新聞サイドが「選抜は全国大会ではなく招待試合である」と“違い”を説明して廃止の危機を乗り越えた経緯もあり、「秋季大会の成績だけでは選ばない」という“特色”を持つのがセンバツなのである。ゆえにセンバツの意義から見れば、聖隷クリストファーが落選して、大垣日大が選ばれた選考に何の問題もない。
だが、しかしだ。そこには納得のいく説明が必要である。
慶応大で監督を務め、解説にも定評のある鬼嶋氏は、アマチュア野球と真摯に向き合う立派な方ではあるが、説明は不足していた。万人を納得させることは不可能だが、理路整然とした理由を明らかにせねばならなかっただろう。
「個人の技量」は何を示すのか。「投手力の差」は何を示すのか。「総合力」は何を示すのか。データに裏づけられた資料の提示は必須であるし、そもそも、高野連の選考基準にある「試合内容」とは、どこをどう見るのかという基準をより明確にしておくべきである。また選考の透明化も求められていると思う。
選考委員会で出たとされる「賛否両論」の議論をファンや当事者に公開で見せるべきだろう。それが嫌なら選考委員を断ればいい。密室で“不可解な選考”をしていいるからファンの怒りを買うのだ。SNSで情報があふれる時代に合ったガラス張りの選考方法を模索することが、今後、センバツの歴史や伝統を守ることにつながるのではないだろうか。
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