【センバツ出場校一覧】連覇狙う大阪桐蔭、東海大菅生ら出場36校決定!初出場は5校、21世紀枠は氷見、城東、石橋
第95回記念選抜高等学校野球大会(3月18日開幕・阪神甲子園球場)の出場校を決める選抜委員会が27日に行われ、出場36校(一般選考枠32校、神宮大会枠1校、21世紀枠3校)が出そろった。記念大会の今大会は東北、関東、東海、四国の4地区で出場校が1枠増。これまで高野連から出場校に対し行われていた電話連絡は今回から廃止され、オンラインでの発表のみとなった。
明治神宮大会で史上初の連覇を達成した前回大会優勝の大阪桐蔭(大阪)は4年連続14回目。昨夏の甲子園、東北大会を制した仙台育英(宮城)は2年ぶり15回目の出場を決めた。
秋季東京都大会を制した東海大菅生(東京)も順当に選出。部員への体罰問題で21日に解任された若林弘泰監督(56)に代わり就任した上田崇新監督(29)のもと、新体制で挑む。インターネットの中継を見守った東海大菅生の部員たちは、学校名が読み上げられた瞬間も表情を変えることはなかったが、その後の写真撮影では笑顔がこぼれた。
21世紀枠の3校は12月9日に発表された各地区の候補9校のうち、東日本と西日本から1校ずつ、残り7校から地区を問わず3校目が選ばれ、氷見(富山)、城東(広島)、石橋(栃木)が選ばれた。部員17人の氷見は30年ぶり2回目の出場、城東は2度目、石橋は3度目の候補から初めての甲子園の切符をつかんだ。
今大会の初出場校は城東、石橋を含め、能代松陽(秋田)、彦根総合(滋賀)、光(山口)の5校となった。最多出場は4年ぶり42回目の龍谷大平安(京都)。
組み合わせ抽選会は3月10日の予定で、19年春以来、4年ぶりに対面で行われる。
【出場校一覧】※2020年交流戦含む
■21世紀枠(3)
石橋(栃木)初出場
氷見(富山)30年ぶり2回目
城東(広島)初出場
■北海道(1)
クラーク記念国際(北海道)2年連続2回目
■東北(3)
仙台育英(宮城)2年ぶり15回目
東北(宮城)12年ぶり20回目
能代松陽(秋田)初出場
■関東・東京(7)
山梨学院(山梨)2年連続6回目
専大松戸(千葉)2年ぶり2回目
健大高崎(群馬)2年ぶり6回目
慶應義塾(神奈川)5年ぶり10回目
作新学院(栃木)6年ぶり11回目
東海大菅生(東京)2年ぶり5回目
二松学舎大付(東京)2年連続7回目
■東海(3)
東邦(愛知)4年ぶり31回目
常葉大菊川(静岡)10年ぶり5回目
大垣日大(岐阜)2年連続5回目
■北信越(2)
北陸(福井)34年ぶり2回目
敦賀気比(福井)3年連続10回目
■近畿(6+明治神宮大会枠1)
大阪桐蔭(大阪)4年連続14回目
報徳学園(兵庫)6年ぶり22回目
智弁和歌山(和歌山)3年ぶり15回目※
龍谷大平安(京都)4年ぶり42回目
履正社(大阪)3年ぶり10回目※
彦根総合(滋賀)初出場
社(兵庫)19年ぶり2回目
■中国・四国(6)
広陵(広島)2年連続26回目
光(山口)初出場
英明(香川)5年ぶり3回目
高松商業(香川)4年ぶり28回目
高知(高知)2年連続20回目
■九州(4)
沖縄尚学(沖縄)9年ぶり7回目
長崎日大(長崎)2年連続4回目
海星(長崎)7年ぶり6回目
大分商業(大分)3年ぶり7回目※
【スケジュール】
3月10日 組み合わせ抽選会
3月18日 開幕
3月27日 準々決勝
3月29日 準決勝
3月31日 決勝戦