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高校野球あれこれ 第122号

夏の甲子園を彩った球児たち 

今大会最注目選手の花巻東・佐々木麟太郎は3割7分5厘の結果に

 

頂点には届かずとも球児たちは最高の舞台で躍動し、印象的な活躍を見せた。表情豊かに誰よりも熱く、そして敗戦の涙すら清々しい。第105回全国高校野球選手権記念大会で心を揺さぶったヒーローたちを紹介する。

 

■佐々木麟太郎(花巻東(岩手)・内野手・3年)

ささき・りんたろう/今大会最も注目を集めた打者。甲子園では3割7分5厘と結果を残すも、長打は出ず。敗れた準々決勝の仙台育英(宮城)戦は最後まで快音響かず、最後の打者となった

 

■東恩納蒼(沖縄尚学(沖縄)・投手・3年)

ひがしおんな・あおい/初戦のいなべ総合(三重)戦を完封し、続く創成館(長崎)戦は1失点完投と、前評判に違わぬ快投。準々決勝の慶応(神奈川)戦では打ち込まれるも、楽しげに笑顔を見せた

 

■熊谷陽輝(北海(南北海道)・内野手、投手・3年)

くまがい・はるき/マウンドと一塁を行き来する大忙しの夏だった。小刻みな継投で13回3分の1を投げ、打っては3試合すべてで複数安打と獅子奮迅。神村学園(鹿児島)戦では本塁打も放つ

 

■真鍋慧(広陵(広島)・内野手・3年)

まなべ・けいた/元大リーガーにも例えられる強打者。立正大淞南(島根)戦で3点適時二塁打を放つ一方で、慶応(神奈川)戦では好機を広げるためバントを試み、チームプレーに徹した

 

■新妻恭介(浜松開誠館(静岡)・捕手・3年)

にいつま・きょうすけ/東海大熊本星翔(熊本)戦で逆転の2点本塁打を放ち、初出場で初勝利の快挙。捕手としても投手陣を引っ張り、北海(南北海道)戦では甲子園常連校を相手に接戦に持ち込んだ

 

■森田大翔(履正社(大阪)・内野手・3年)

もりた・はると/鳥取商(鳥取)戦で3点本塁打、高知中央(高知)戦でも本塁打を放ち強打者ぶりを見せつけた。いずれの試合も決勝点をたたき出す勝負強さを発揮。まさに4番打者の働きだった

 

■森煌誠(徳島商(徳島)・投手・3年)

もり・こうだい/徳島大会からすべて一人で投げ抜いた鉄腕。初戦の愛工大名電(愛知)戦を1失点10奪三振完投。智弁学園(奈良)戦では12失点も155球の熱投でマウンドを守り抜いた

 

■知花琉綺亜(智弁学園(奈良)・内野手・2年)

ちばな・るきあ/初戦の英明(香川)戦、1点を追う最終回に同点の足掛かりとなる三塁打。2回戦の徳島商(徳島)戦では3安打5打点と、中軸に劣らぬ働きを見せ気迫あふれるプレーで魅了した

 

■洗平比呂(八戸学院光星(青森)・投手・2年)

あらいだい・ひろ/初戦の明桜(秋田)戦で完封。準々決勝の土浦日大(茨城)戦では5四死球も、内角を強気に攻めた。「体も球速も成長させて(甲子園に)帰ってきたい」と来年の飛躍を誓った

 

■安田虎汰郎(日大三西東京)・投手・3年)

やすだ・こたろう/決め球のチェンジアップを操り、絶対的なエースに君臨。社(兵庫)戦を2安打完封、鳥栖工(佐賀)戦では二回途中からマウンドに上がり無失点と抜群の安定感を見せた

 

■土井研照(おかやま山陽(岡山)・捕手・3年)

どい・けんしょう/扇の要として投手陣を好リードし、日大山形(山形)、大垣日大(岐阜)、日大三西東京)と日大系列3校を撃破。初戦では勝ち越し適時二塁打を放ち、甲子園初勝利に導いた

 

■高橋慎(※)(大垣日大(岐阜)・捕手・3年)

たかはし・しん/阪口慶三監督の孫。初戦の近江(滋賀)戦を勝って、祖父に甲子園での勝利をプレゼント。続くおかやま山陽(岡山)戦では一時同点に追いつく本塁打を右翼ポール際に放った

 

■今岡歩夢(神村学園(鹿児島)・内野手・3年)

いまおか・あゆむ/全5試合で安打を放ち、主将、1番打者としてチームを牽引。長打に盗塁、本塁突入、ピンチ切り抜けなど、多くの場面で声を張り上げ大きなガッツポーズをする姿が印象的だった

 

■佐倉俠史朗(九州国際大付(福岡)・内野手・3年)

さくら・きょうしろう/佐々木麟太郎(花巻東)、真鍋慧(広陵)とともにビッグ3と称された強打者も、土浦日大(茨城)との初戦で涙をのんだ。快音なく迎えた九回に鋭く中前安打を放ち意地を見せた

 

■松田陽斗(土浦日大(茨城)・内野手・3年)

まつだ・はると/開幕戦の最初の打席で大会第1号の本塁打を放ち、準々決勝の八戸学院光星(青森)戦では4安打。九回にはだめ押しの本塁打をバックスクリーンに打ち込んだ