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高校野球あれこれ 第151号

センバツ出場32校紹介】関東一1番飛田&4番高橋の打力に注目!技巧派左腕・畠中も安定

 

2024年の春の訪れを告げる第96回選抜高校野球大会センバツ)の出場校が決まった。3月18日から阪神甲子園球場で繰り広げられる戦いの「主役たち」を紹介していく。

 

関東一(東京)=8年ぶり7度目

 

関東一は多彩な勝ち方で昨年秋の東京を制した。都大会初戦で14安打12得点と打線が爆発すると、2回戦では終盤に突き放しての快勝。3回戦で1点差の接戦を制すると、準々決勝では7回に一挙7得点で3点差を逆転。準決勝では先行逃げ切り、決勝では中盤で逆転勝ちするなど、どんな状況でも勝ちに結びつけてきた。明治神宮大会でも2勝して4強に進んだ安定した総合力は、このセンバツで上位に勝ち進む原動力になるとみている。

関東一の昨年秋の明治神宮大会準決勝のスタメンは以下の通り。

 

(中)飛田 優悟(2年)

(右)成井 聡(2年)

(左)坂本 慎太郎(1年)

(三)高橋 徹平(2年)

(捕)熊谷 俊乃介(2年)

(一)越後 駿祐(1年)

(遊)市川 歩(2年)

(二)小島 想生(2年)

(投)石田 暖瀬(1年)

 

東京都大会6試合ではチーム防御率1.44を誇った。技巧派左腕の畠中 鉄心投手(2年)と、145キロ右腕の坂井 遼投手(2年)の2人が投手陣を支える。畠中は明治神宮大会での大阪桐蔭(大阪)戦で先発4回をわずか2安打無失点に抑える好投を見せた。センバツでもクレバーな投球を見せてくれるはずだ。

 

打線では、1番の飛田 優悟外野手(2年)と4番の高橋 徹平内野手(2年)が軸。飛田はミート力に優れ、明治神宮大会では3試合すべて第1打席で安打を放ち、トップバッターとしての役割を果たした。高橋は高校通算44発の長打力が売りで、低反発バットになるセンバツでも、そのパワーを見せつけるつもりだ。

 

過去、甲子園では1987年センバツの準優勝が最高成績。全国の頂点を目指し、今センバツでもその実力を存分に発揮する。